Android 4.4.4 KitKat の後継となるAndroid バージョン5.0のコードネーム。バージョンは、5.0から5.1.1まで。APIレベルは、21と22です。2014年6月14日のGoogle IOで発表され、11月12日にOTA(over-the-air)でリリースされました。
ロリポップ(Lollipop)の最も特徴的な変更点の一つは、紙のような感触をインターフェースとして保持することを目的としたMaterial Designとして知られる設計言語を使用してユーザーインターフェースをリデザイン(デザイン変更)したことです。
その他の変更点としては、ロックスクリーンからアクセスでき、アプリケーション内の画面上部にバナーとして表示される通知の改善などが含まれます。
Googleは、プラットフォームの内部変更も行い、アプリケーションパフォーマンスの向上のために、Androidランタイム(ART)を公式にDalvikから置き換えました。この変更は、バッテリー仕様の最適化と向上を目指したものです。
2019年5月にGoogleが発表した統計データでは、ロリポップはAndroid端末の14.5%のシェアを持っています。
Android Lollipopの後継は、2015年10月5日にリリースされたAndroid Marshmallowです。
Android Lollipopのホーム画面例
コードネームの元であるキャンディーのロリポップ
Lollipop(ロリポップ)は、スティックが付いた硬いシュガーキャンディーで加えたり舐めたりして食べます。地域によっては、ロリー、sucker、sticky-popなどと呼ばれたりもします。ロリポップは、形や味の種類、バリエーションがたくさんあります。
以下のロリポップは、平べったい渦巻状の円形のキャンディーにスティックが付いている形状です。球状のキャンディーにスティックが付くタイプも一般的です。